城山公園
城山公園
シロヤマコウエン(岐阜県 高山市)
シロヤマコウエン(岐阜県 高山市)
概要
標高687.6mの丘陵地で、天正16年(1588年)飛騨領主金森長近公が16年の歳月をかけて築城した高山城跡があります。
全国でも平山城として屈指の名城と言われた高山城は、元禄8年に幕府の命を受け取り壊しされたため、現在は本丸屋形礎石、玄関跡、本丸南側石積根石などが当時を忍ばせております。
東に乗鞍岳、槍ヶ岳、穂高連峰、笠ヶ岳などの飛騨山脈、西に白山を望み、市街地も一望できるなど眺望にすぐれ、春の新緑、花、夏の涼、秋の紅葉、冬の雪景色など四季を通じて楽しめます。
市街地に隣接しており、自然植生が保たれ、動植物とふれあいことができます。岐阜県指定史跡・天然記念物(昭和31年)、鳥獣特別保護地区、日本の歴史公園100選(平成18年)に選定されています。
その他の画像
交通・アクセス
<公共交通機関>
JR高山線高山駅から徒歩20分。
バスで5分「高山陣屋」下車、徒歩10分。
<車の場合>
東海北陸自動車道~中部縦貫自動車道高山I.Cから15分
周辺ガイド
東山遊歩道
城山公園周辺の寺院、神社、文化財などを巡る遊歩道。それらの建造物は藩主金森長近が城下町をつくる際、東の町、小高い丘陵地に寺社を建立移築したのが始まりと言われています。
照連寺
合掌造りで有名な白川郷から移されたもので、浄土真宗の寺院では、日本最古の建物といわれます。書院造りの本堂は永正年間(1,500年頃)の建物で、一本の大杉をもって建てられたと伝えられ、室町時代の建築美を代表しています。
古い町並
国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。城下町の中心、商人町として発達した上町、下町の三筋の町並となっています。
中橋周辺
高山市の中心を流れる宮川に架かる赤い中橋周辺は、桜や柳などで四季が感じられ、高山陣屋、古い町並を訪れる観光スポットの中心となっています。