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屋久島自然休養林

屋久島自然休養林
ヤクシマシゼンキュウヨウリン(鹿児島県 屋久島町)

概要

屋久島自然休養林は、通称「ヤクスギランド」といい、樹齢数千年の屋久杉を含む屋久島の原生林を容易に観賞できる地域として昭和46年に開設され、昭和49年に自然休養林に指定されました。

古来より屋久杉は神木として島民から崇められてきましたが、1586年、豊臣秀吉の命により京都の方広寺建立用材として伐採されたのをはじめとして、以後、島津藩への年貢としての伐採や、国策による伐採が行なわれてきましたが、昭和57年、屋久杉は後継母樹として保護されることになりました。

ヤクスギランドは、温帯性上位の植生帯に位置し、主な上層植生は、スギ、モツ、ツガ等の針葉樹及びヤマグルマ、ミヤコダラ、シロダモ等の広葉樹によって構成されています。また、30分から150分までの遊歩道(木道)を4コース設置し、時間と体力に合わせて気軽にトレッキングできます。

近年では、自然休養林内の「紀元杉」が平成12年に「森の巨人たち百選」に選出されています。

その他の画像

交通・アクセス

<公共交通機関>
屋久島へは鹿児島空港から飛行機で35分。
鹿児島港から高速船で2時間から2時間40分、フェリーで4時間から6時間。

<車の場合>
ヤクスギランドへは、屋久島空港から40分。
宮之浦港から60分、安房港から30分。

周辺ガイド

屋久島町立屋久杉自然館

ヤクスギランドへの県道沿いにあり、屋久杉を中心に、屋久島の自然や屋久杉の利用の歴史などの展示をしている歴史博物館です。

環境省屋久島世界遺産センター

屋久杉自然館と同じくヤクスギランドへの県道沿いにあり、平成5年の世界遺産登録に伴って設置され、屋久島の地質や森林分布、気候などを知ることができる資料館です。

お問い合わせ

お問合せ先:鹿児島県屋久島町
担当課:鹿児島県屋久島町商工観光課
電話:0997-43-5900
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