室積・虹ヶ浜海岸松林
室積・虹ヶ浜海岸松林
ムロヅミ・ニジガハマカイガンマツリン(山口県 光市)
ムロヅミ・ニジガハマカイガンマツリン(山口県 光市)
概要
室積・虹ヶ浜海岸の松林は、地元自治会や公民館など関係団体が毎年2月下旬に実施する植栽活動をはじめ、地元ボランティアと行政の協働により今日までこの光り輝く美観が保たれてきました。
歴史を遡れば、室町時代を代表する歌人今川了俊や江戸中期の地理学者古川古松軒の著書に松原を称賛する記述があります。また、藩政時代には毛利藩の御立山として保護、植栽された経緯もあります。
昭和58年に「日本の名松百選」、昭和62年に「日本の白砂青松100選」にも選定されたほか、農地や住居を風水害から守る保安林にも指定され、景観や防災など多面的で優れた機能を有しています。
その他の画像
交通・アクセス
<公共交通機関>
室積へはJR山陽本線光駅から
バスで15分「室積新開」下車、徒歩5分。
虹ヶ浜へはJR山陽本線光駅から徒歩5分。
<車の場合>
山陽自動車道「熊毛」I.Cから室積まで25分、虹ヶ浜まで20分。
同「徳山東」I.Cから室積まで20分、虹ヶ浜まで15分。
周辺ガイド
コバルトライン
千坊山と大峰山を結ぶ全長14kmのコバルトラインからは、コバルト色の瀬戸内海にたくさんの島々が浮かぶ景色を望めます。また、ラインに沿って広がる森林では四季の草花や野鳥、昆虫が観察できます。
峨嵋山自然研究路
象鼻ケ岬へと続く、峨嵋山(117m)に設けられた自然歩道で、峨嵋山樹林は暖地性植物が多く、国の天然記念物にも指定されています。
冠山総合公園
室積海岸西側にあり、梅を中心に四季を通じて花や木が楽しめます。