称名滝
称名滝
ショウミョウダキ(富山県 立山町)
ショウミョウダキ(富山県 立山町)
概要
立山連峰を源流とする落差日本一の滝です。4段に別れ、1段目70m2段目58m3段目96m4段目126mで合計350mの落差があります。
称名滝の水量は毎秒0.5~2t、豊水期には100tに達し、融雪期には、向かって右手に落差500mのハンノキ滝が現れます。
1996年に環境庁が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境として「日本の音風景100選」に選定されました。
名前の由来は、滝の音が「南無阿弥陀仏」と称名念仏を唱えているように聞こえることから名づけられたと言われています。
交通・アクセス
<公共交通機関>
JR富山駅から、富山地方鉄道の電車で1時間「立山駅」下車。
称名滝行きのバスで20分「称名平」下車。徒歩30分
<車の場合>
北陸自動車道「立山」インターから、称名平へ50分。
徒歩30分。
周辺ガイド
立山黒部アルペンルート
立山駅から室堂・黒部ダムを通り、長野県大町市へ抜けるルートで、4月17日から11月30日まで全線開通している。ケーブルカー・高原バス・ロープウェイなど乗り継ぐ。トロリーバスは全国でも、ここにしかない乗物。
悪城の壁
称名川左岸に溶結凝灰岩でできた、高さ500mの垂直の壁が2kmにわたり連なる様は、圧巻である。上部は積雪により屋根状になり、悪城の壁の2階とも言われている。
立山カルデラ砂防博物館
日本でも有数の大規模崩壊地「立山カルデラ」の自然と歴史、砂防をテーマにした博物館。さまざまな体験コーナーもあり、楽しく砂防を学べる施設。
グリーンパーク吉峰
豊かな自然と緑に囲まれ、吉峰温泉ゆ~ランドを中核として、宿泊・特産品販売・コテージ・パークゴルフ・バーベキューなどの施設があり、たくさんの体験ができる場所となっている。春には、全国の桜を楽しむこともできる。